妊活4年目の日常

赤ちゃんに会いたい!

私の教員生活を支えた手帳

今週のお題「手帳」

手帳は大学生の頃から使用していました。
大学生の頃はデザイン重視で可愛いキャラクターものの手帳。

教員になってからは、高橋書店の手帳を使うようになりました。高橋の手帳は種類が豊富ですが、私は毎年同じものを買っていました。
リングタイプでスリムな手帳。

気に入っていたのは次の点

①週ごとに1ページとなっている点
私は1週間の自分の担当授業の予定を書き込んでいました。
パッと開いた時に、その週の何曜日の何時間目に、どのクラスの授業があるのかをひと目で確認できてとても便利でした。

私の担当教科が国語なのですが、あるクラスは現代文、あるクラスは古典というように、クラスによって授業内容が異なるので、授業内容をメモしておけるのも良かった。

この手帳を使うようになってから、「今週は火曜が空き時間多いからそこで課題の点検しよう」とか、「週の後半に現代文の授業が多いから月・火の放課後に予習しよう」という風に、先の見通しをしながら仕事を進められるようになりました。


②リングタイプである点
リングタイプの手帳は少し珍しいかもしれません。私がなぜリングタイプが良かったかというと、デスクの上に開いた状態で置いておけるからです。

高校教員は、すべての時間に授業があるわけではありません。例えば、ある日は1時間目と3時間目と4時間目と6時間目が授業で、他は授業なし。という感じです。
担当授業の時間割は年度初めに決まって、曜日の時間は固定なのですが、私は覚えるのが苦手な上に他の先生の都合で変更が起こることもザラなので、その日の予定は何度も確認したい!!
1回確認しても、「あれ?今日は変更ないよね?3時間が2年生の授業だよね?古典だっけ現代文だっけ?」と不安になります。

だから、開いて置いておけるあの手帳は便利だった!!

③メモするページが多い点
月間ダイアリーがついてたり、罫線があるだけのシンプルなページがあったり、メモするページがとても多いです。

成績処理の時のパソコンの操作の方法とか、職員研修や会議の時の内容とか、生徒との約束とか情報とか、大事なことメモしておけるので便利でした~。

ページが多いので、年間の行事予定を貼ったりもしていました。


以上が気に入っていた点です。
教員になったばかりの頃は、その日1日を乗り切ることでいっぱいで、先のことなんて考えられなかった。今日が終わったら明日の予定を見て、明日の準備をする…という日々。
気づいたら定期考査前で、慌てて問題を作成するけど間に合わず徹夜…とか。

教員の仕事は、計画的に、同時進行で色んなことをしなければ回らないのですが、私はとても苦手でした。

でも、この手帳を使うようになってからそれがだいぶ改善されました。定期考査の問題は相変わらずギリギリですが、徹夜はしなくなりました。
先を見通すって大切。
手帳ありがとう。高橋書店さんありがとう。
教員を辞めると決めた今年は、あの手帳を買わなかった…。少し寂しい。


ちなみにこの手帳を私が使うようになったきっかけは、新人の頃に指導してくださった先輩教員が使っているのを見たことです。
おすすめされた訳ではなく、お店でたまたま「あ、これあの先生が使ってる手帳だ!」と発見したのです。

その先輩教員は厳しく、叱られて涙を流した時もありましたが(私が明らかにダメダメだった)、その先生のおかげで教員としてなんとかやっていけるようになった気がします。

最後にその先生がよく私に言ってくださったアドバイスをここに書いて終わります。
手帳にもメモして残してます。

「生徒のことを大事にしなさい。どうすればいいか迷った時は、どうすれば生徒にとって1番良いかを考えなさい。」