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【考察】上手に「サボる」教員

今週のお題「サボる」

私は高校で教員として働いている。
教員の仕事はキリがない。

生徒に勉強を教えるにしてもやり方は様々であり、やろうと思えばいくらでもやれる。
例えば、わかりやすいように自分でオリジナルのプリントを作ったり、理解できていない生徒に個人指導をしたり。

また、教員の仕事は勉強を教えるだけではない。
クラス経営、保護者対応、中学校への宣伝、進路指導、生徒指導、部活指導、テスト作成と採点、学校行事の準備、研究授業の準備などなど。

まともにやっていたら、倒れる。
本当に身体や心を壊して、休職した教員を私は間近で何人も見てきた。

私も20代の頃は夜10時まで学校で仕事をしたり、土日も部活指導をしたり、徹夜でテスト作成や採点をしたりしていた。ちょっと危なかった。
33歳になった今は、そんな働き方できない。そんな働き方したら倒れる。

そこで、周りの教員の方々で上手に「サボる」を実現している方について考察し、私も見習ってよりサボれるようにしようと思う。
私の見立てでは、上手に「サボる」ができている教員は次の3パターンに分類できる。


A 我が道を進んで「サボる」
このタイプの方は、周りにどう思われようと気にしない。やりたくない仕事や面倒な仕事はハッキリと断る。
また、常に定時退校もしくは職員室にいない為、仕事を頼まれにくい環境を自ら作ってもいる。
このタイプの人には、だんだん周りも仕事を頼まなくなる。



B 周りに気遣いつつマイペースに「サボる」
このタイプの方は、マイペースに仕事に取り組むが、周りが助けを求めれば助ける。
自分の都合を優先しつつも、周りに手を貸すことを厭わない。
ただし、このタイプは年配の教員が多いので、仕事を頼みにくかったりする。



C スペシャリストとなって「サボる」
このタイプの方は、周りから一目置かれるような教員が多い。例えば、授業がとても上手で生徒から絶大な支持を得ていたり、生徒指導に関して学校の中で大きな役割を果たしていたり。
他の教員よりも突出したものがある教員。
このような方には、仕事を頼むのが畏れ多く、周りも頼まない。


以上が私の分類である。完全に私の個人的な見立てである。
分類したうえで、それぞれについての私の思うところを述べる。

A→1番仕事の負担減らせてると思うけど、周りからの信用は失っている。このタイプの教員がいるとチームプレイが上手くいかなくなったり、他の教員の負担が増えたりする。
あと、このタイプの教員は生徒からも信頼されていない方が多い気がする。


B→このタイプは、一見冷たく思われるが協力的な面があるので周りから疎まれることはない。また、このタイプの教員は生徒のことも大切にする方が多く、生徒からも信頼されている気がする。実は仕事を家に持ち帰って結構やってるのかもしれない。


C→このタイプは、学校にとって大きな役割を果たしているので、多少仕事を断っても周りも文句を言わない。管理職からも一目置かれるくらいまでになると、なおさら。


以上をふまえて、私はこれからどうやって「サボる」か。憧れるのはCだけど突出したものがないので厳しい。現実的に目指せそうなのはB。性格的にAは無理。

ちなみに、Aタイプの教員は、どの学校もごく少数だと思います。たぶん。
大多数の教員は、「生徒のためなら」と多少の無理は厭わない方々です。そうじゃなきゃこの仕事に就かないだろうし、続かないんじゃないだろうか。


結論:「サボる」のは難しい。
※個人の感想です。