※流産についてのお話をします。
読みたくない方は読まないようにされてください。
結婚して1年3ヶ月。
私が現在33歳。夫が今年で30歳。
3歳差の夫婦です。
夫婦2人とも高校の教員なのですが、教員というのは仕事に区切りを付けるのが難しい。
特に私のように不器用で気にしぃな性格だと。
家に帰っても生徒のことが気になったり、勤務時間内に終わらせられなかった翌日の授業の準備に追われたり。
夫は運動部の顧問なので、土日も練習や試合で忙しい。私も運動部ではないけれど顧問をしているので、土日に出勤することもある。
忙しい毎日で、ヘトヘトになりながらも仲良く夫婦で過ごしていました。
しばらくは2人で過ごしたいし子供はいいかな…と思いつつも、年齢的に焦りを感じていた私。
「まぁいつか自然に授かるでしょ」とのんきに考えていた夫。
32歳の誕生日を迎え、焦りと不安を感じた私は、夫と子供が欲しいかどうかを改めて確認し合い、夫が私の予想以上に子供を欲しがっていること、妊娠について全然知らないこと(私がなぜ焦ってるか分かってなかった)を知りました。
それらを知ってから、私は夫に妊活の本を読ませ、産婦人科に強制連行して風疹の検査を一緒に受け、じわじわと妊活らしきものを始めました。
初めて産婦人科に行って風疹の検査をしたのが2020年9月。
数値が低くて風疹の予防接種を受けたのが同じく9月。(私だけ低くて受けた)
予防接種後は夫婦生活をしばらくお休み。
12月ごろから、排卵日を意識しながら夫婦生活を行って、毎月「もしかしたら妊娠かな」と期待してはガッカリ、の日々を過ごしていました。
そんな中、生理がなかなか来ない、とても眠いし、胸が張る…となったのが2021年5月。
妊娠検査薬に縦の線が入ったのを初めて見ました。
ウキウキしながら夫に見せましたが、全然嬉しくなさそうで真顔で「おお…」くらいの反応だったのが印象に残っています。
きっとまだ夫は子供ができたという実感が湧かなかったのでしょう。
2021年5月
検査薬陽性後、早速産婦人科を受診。
胎嚢見えず。血液検査を行う。
↓
血液検査の数値で妊娠していることが確定。
1週間後、2回目の受診。
胎嚢見える。小さい。
2週間後、3回目の受診。
胎嚢、大きくなる。
先生「順調に大きくなってますよ。」
6月19日、4回目の受診。
胎嚢、大きくなっているが…。
先生「赤ちゃんの姿が見えません。」
「稽留流産の可能性があります。高いか低いかで言えば、高い。このまま待てば自然に出てくるとは思いますが、大きいので出血が心配です。明後日もう一度来れますか?流産が確定であれば、手術をした方が…」
心拍が確認できれば、親にも報告できるとウキウキしながら行ったのですが、恐れていたことが起きてしまいました。
3回目の受診の時にも、エコー写真には胎嚢のみ。袋の中にいるはずの赤ちゃんが見えませんでした。
妊娠発覚以降、暇さえあれば「たまごクラブ」を熟読していた私。「たまごクラブ」に載ってるエコー写真と自分のものを比べて、「あれ?」と不安だったのですが、信じていたかった。
先生の話を聞きながら、涙が出てきて自分で思っている以上に私は妊娠を嬉しく思ってたんだなと気付きました。
毎日胃がムカムカしたり、身体がダルかったり。産休についてとかお金のこと、どこで出産するかとか考えなきゃいけなかったり、出産がそもそも恐怖だったり。
妊娠、しんどいなーと思ってたんですが、日に日にお腹に愛着が湧いてしまっていて、週末に病院に行ってエコーを見るのが楽しみになっていたようです。
お腹に、そもそもいなかったんだ。
と思うと寂しく悲しい。
きっともう、必要なさそうなのに今日もお腹に腹巻きを巻いている。
子供が生まれることはすごいことなんだと改めて実感したと同時に自信を失くした。
私が泣くので、先生が「流産じゃない可能性もゼロではないですよ」と言ってくれましたが、覚悟をして行こうと思います。